1973-03-28 第71回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
○島田(琢)委員 そうした機能は、農業団体なり、ビートのことですから北海道庁、いわゆる道にまかしていきたい、こういうお話でありますけれども、私、北海道の道民の一人として、そういうことを言うと天つばみたいな話になりますけれども、まことに出先の行政としてはビートの問題については、私ども耕作農民の立場からいえば、不満が一ぱいあるのです。
○島田(琢)委員 そうした機能は、農業団体なり、ビートのことですから北海道庁、いわゆる道にまかしていきたい、こういうお話でありますけれども、私、北海道の道民の一人として、そういうことを言うと天つばみたいな話になりますけれども、まことに出先の行政としてはビートの問題については、私ども耕作農民の立場からいえば、不満が一ぱいあるのです。
私どもが聞く範囲内で、あるいは新聞紙上等で日々見ておる面で見ますると、やはり私ども耕作農民の立場からすれば、これは決して好ましい状態ではないという面も実はあるわけであります。
かように私どもは解釋をいたしておるのでありまして、決して林業會がどうするとかこうするとか、農業協同組合がどうするとかこうするとかいつたものではなしに、私ども耕作農民たちが、みなの意思によつてつくつた農業協同組合の中で、何をつくろうが、つくつた物をどう取扱うはうが、そういうことにおせつかいは要らない。
さような關係で、先般來ひまあり次第本會を傍聴さしていただいておつたのでありますが、私ども耕作農民はわずかながらも米麥、甘藷等供出いたしております。また薪炭も供出いたしております關係者の一人といたしまして、この農業政策竝びに供出の問題につきましては、非常に重大な關心をもつておるのであります。つきまして農林委員會竝びに小委員會におかせられまして、供出對策につきいろいろ御配慮を願いたい。
私ども耕作農民の立場にある者といたしまして、ほんとうにこの点に関しましては、もつとよく農民と腹を割つて語り合うことができないものか。この点に関しましては、実に深刻な氣持になつておるのでございます。かような点に対しましても、十分政府当局は理解をもつていただきたいのでございます。